甲斐(織田裕二)は、クライアントの『桜庭リゾート&ホテル』

“ジーンズ”も“スーツ”も着こなす中島裕翔、『SUITS/スーツ』織田裕二の言葉が成長の糧に

甲斐正午(織田裕二)の提案により、鈴木大貴(中島裕翔)は、名を鈴木大輔と改め(になりきり)、その日暮らし のフリーターから弁護士に。凸凹な2人がバディを組み、数々の難解な訴訟をあらゆる手段で解決していく姿が見どこ ろとなっている『SUITS/スーツ』であるが、甲斐のアソシエイトとして、大貴が成長していく物語としての側面も大 きい。第2話では、大輔が無料法律相談会に訪れた看護師・河瀬今日子(関めぐみ)の相談を受ける。河瀬は、勤めてい た病院の院長から愛人にならないかと誘われたが、それを断ったせいで解雇されていた。同情した大輔は、法廷で闘 うべきだと河瀬に伝えるが、その話を聞いた甲斐から「クライ。

本作では、甲斐が大輔に、厳しいようで、筋の通った言葉を放っていく。第1話では、喪服姿を披露していた大輔。甲 斐に言われ「まともなスーツ」を購入した気になるも、やり直しを食らった大輔は、甲斐に紹介してもらった店に行き、 44、91、85、102、きちんと採寸し、スーツを仕立ててもらう。みるみるうちにビシッとスーツ姿がしっくりくる頼も しい姿になった大輔を見た、遊星(磯村勇斗)の妹・砂里(今田美桜)と祖母(田島令子)は驚き、目を丸くするばか りだった。

原作のマイクを見て、「そんな格好だとまずクライアントに相手にしてもらえない」「ナメられないようスーツを手に 入れる」と、甲斐のモデルであるハーヴィーの気持ちを代弁するかのように話していた。弁護士としても、相手の信頼 を得るためには、人の見た目や印象はとても重要なこと。甲斐は、それを言葉 ... [もっと見る]